タクシーの求人のデメリットとメリット

タクシードライバーの求人は、新聞や情報誌、インターネットや職業案内所での紹介などさまざまな方法で掲載されています。一か月に30万から40万と給与金額が比較的多く採用もされやすいのが魅力ですが、就職してから1年未満でやめてしまう人が多い、離職率の高い職業になっています。
離職率が高い理由の一つとして、求人に載せられている給与金額が大げさな額になっていることが挙げられます。この仕事は歩合給与であり、給与金額は乗せたお客さんの数によります。たくさんのお客さんを乗せるには、お客さんに乗ってもらえるコツをつかむこととひたすらにがんばることが必要です。そう考えると、求人に載せられている金額を手にするのは、簡単なことではありません。このギャップに失望し、すぐにやめてしまう人が多いのです。
また、運転に慣れていないせいで割に合わないと判断してしまったり、労働条件が悪いのも離職率の高い理由です。タクシー運転手になるのは不景気で廃業した自営業者やリストラにあったサラリーマンで、今まで運転業務とは縁のなかった人がほとんどです。そんな人たちにとって、お客さんの要求に応じて目的地まで車を走らせるのは、新米運転手には特に相当なプレッシャーがかかります。また、朝早くから夜遅くまでの長時間労働や、泥酔した客の相手など、給与に合わない苦労が多いことも、仕事を辞める理由につながります。
しかし一方で、20年、30年と長く勤めている運転手も多くいます。一見悪条件の目立つ職業ですが、反対にメリットも存在するからです。
メリットの一つは、自由な時間を多くとれることです。現在タクシーはすべてデータ管理されており管理者ももちろん存在しますが、営業所を出てしまえば誰かに指示されることもなくある程度自由に過ごすことができます。嫌いな上司と机を並べて仕事することはなく、夜だけ働いて昼に寝るという自由な稼ぎ方もできます。また、この職業は月間11勤務から12勤務と決められており、連続出勤にはなりません。出勤の次の日は必ず休みになり、毎日仕事をする必要はないということです。
もう一つ挙げられるのは、二種免許を取得していればほぼ誰でも就職が可能なことです。この業界は慢性的な人手不足で、最初に述べた通り採用されやすくなっています。また二種免許を持っていなくとも、普通免許取得後3年経過していれば、会社の教育や支援を受けながら二種免許を取得できます。